袴 紋付袴 2017.08.25
「卒業袴の所作について」
やっぱり一番困るのは袴の扱いですよね、
注意する点は階段と座るときでしょうか・・・
①階段を上がるときは前の裾を踏んでしまわないように袴の横の穴(ポケットではありません。笑)に左右から手を入れて前を持ち上げてください。
②降りるときはその逆で後ろの裾を引きずって汚さないように人に踏まれないように、またまた横の穴から手を入れてお尻のほうの袴を上げて降りてください。
ややこしいですね、でも実際着てみたらわかることです、あ~なるほどって思います。どちらも躊躇なく思い切り持ち上げましょう(限度はありますので丸見えにならないようにお気をつけください。笑)
③座るときも大事です、ここできちんと座っておかないと背中の帯から袴が落ちてきてもう自分ではどうしようもできなくなりパニくります、もちろん友達に直せる方がいたらラッキーですがなかなかそんなラッキー巡り合えないでしょう、座るときは洋服のようにズトンと深く座わらないでください、まず先程の両脇から後ろに手を入れて袴がお尻で引っ張られないように少し上に持ち上げてゆとりを持たせてゆっくり座りましょう、背もたれにどっしりはだめです。しんどいのは背筋を伸ばさないからです、反り腰にならない程度にお腹が丸まると帯で苦しさアップしてしまいます、後ろもプリーツ加工されているのでそこにも配慮ください。
なかなかうるさく言ってしまいましたが、格好よく決めるのは自分の努力も必要ですよ、せっかく奇麗に着付けてもらっても雑な所作で見ている方もがっかりになってしまいます、時々電車で見かける袴姿に目が釘付けになります、そこで凛としてたら羨望の眼差しに変わります。わからなくて当然ですが少しだけ所作に気を付けてたら、いつものガニ股を気を付けたら(笑)、背筋を伸ばして歩けたら、、、とっても美しいです、着付けしてもらっているその場で注意点を聞いてみてください、着付け師も奇麗に着てもらいたいから必ず知っていること惜しみなく教えてくれますよ♪
卒業式、他と差をつける所作で着こなし上手になって下さい。
おめでとうございます(まだだけど)早く社会人になってください(^o^)/